メールマガジン 第98号
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<メールマガジンSignalNow> 2015年11月27日・第98号
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いよいよ「第98号」となり、おかげさまで、「第100号」も間近です。
これを機に新たな防災に向けたチャレンジを進める所存です。
ぜひ、このメルマガや弊社の事業や製品に対するご意見・ご要望がありま
したら、メールでお寄せください。受付期間は本日から12月20日まで。
お寄せいただいた内容について、その一部または全部を匿名で本メルマガ
やホームページで公開することもありますこと、ご了承願います。
なお、抽選で100名の方にSignalNow Professionalのダウンロード版を
差し上げます。
抽選結果については、来年1月上旬に、当選メールの配信をもってご連絡
しますので、ふるってお寄せください。どうぞよろしくお願いします。
受付窓口メールアドレス : info-sn@kobayashiyoko-com.jp
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(1)11月14日、薩摩半島西方沖でM7.0の地震発生
(2)第46回 建物の耐震性について<Part2>
(3)緊急速報メールによる気象等及び噴火に関する特別警報の配信について
(4)西之島噴火は100年で4番目の規模 特殊な溶岩流、新たな謎も
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(1)11月14日、薩摩半島西方沖でM7.0の地震発生
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11月14日午前5時51分頃、薩摩半島西方沖を震源とするM7.0(震源の深さ
約10キロ)の大きな地震があり、佐賀県白石町、鹿児島市などで震度4を
観測したほか、近畿地方から九州地方にかけて震度3~1を観測しました。
この地震の発震機構は、北西-南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型と
みられ、午前5時56分に、鹿児島県西部と種子島・屋久島地方、奄美群
島・トカラ列島に津波注意報が発表されました。
午前6時45分に、トカラ列島で最大で高さ30センチの津波を観測しまし
たが、午前7時過ぎに津波注意報は全て解除されました。
今回の地震について、気象庁は、「この海域で起きる地震としては規模が
大きかったが、地震のメカニズムが「横ずれ断層型」と呼ばれる、津波
が起きにくいタイプの地震だったため、津波を観測したのは、トカラ列
島の中之島の観測地点だけにとどまったと考えられる。」とのことです。
気象庁 2015.11.14
http://www.jma.go.jp/jma/press/1511/14a/201511140750.html
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(2)第46回 建物の耐震性について<Part2>
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11月19日は、東京都が定めた「備蓄の日」でしたね。
「1年に1度はびちく(19)の確認」という語呂あわせだそうです。
日常の買物時も、保存が効く食品を少し多めに買うなどの「日常備蓄」
や「いざという災害時に備えて」おくべき品目・数量を確認しておく意
識は大切ですね。
さて、前号に引き続き、「建物の耐震性についての<Part2>です。
前号は「表層地盤の硬軟」「地耐力」「直接基礎と杭基礎」「コンクリー
トミル」などについて取り上げました。
今号はボーリング調査と基礎の種類についてです。
1.ボーリング調査について
まず、建物建設の計画段階の事前調査で、昔の地形図(等高線のあるも
の)や近隣の過去のボーリングデータを調べ、ボーリング調査を行う場
所と本数が、設計事務所によって決定されます。
地盤調査会社による地盤調査が行われ、ボーリングデータが作成され、
そのボーリング調査書に基づき、基礎及び杭の実施設計が行われます。
本来、建築物の上部構造は、風荷重、地震動、建物の自重といった外力
に対して安全であるよう設計し、基礎は上部構造の荷重を地盤にスムー
ズに伝達させるように設計する必要があります。
したがって、設計者はこれら地盤調査報告書に基づいて基礎を設計する
わけですが、地盤調査の費用がぎりぎりまで削られることが昨今散見さ
れており地盤調査報告書が不十分なものになってはなりません。
そして、建築確認を経て着工となるわけですが、ボーリング調査を行う
場所や本数が不適切だった場合、基礎の選定を誤る恐れがあります。
2.基礎の種類について
◆直接基礎
建物の荷重が、基礎を通じて直接的に地盤に伝達される「直接基礎」に
は、「独立基礎」「布基礎」「べた基礎」の3種類があります。
「独立基礎」は、各柱だけを単独で支持する基礎のため、不同沈下を起
こしやすく、軟弱地盤には適しません。
各柱が負担する荷重は必ずしも一定ではなく、大きな荷重を負担する柱
や比較的小さな荷重を負担する柱などある程度はバラつくためです。
柱の荷重が小さい建築物に用いられます。
「布基礎(連続基礎)」は、各柱の下を連続した基礎梁でつなぐ方法で
す。
「独立基礎」よりも、各基礎が連続した基礎梁でつながれるため、安定
性は増します。
「べた基礎」は、建築物の底面全体に、一枚の板状になった基礎(基礎
スラブ)を構築し、全体で建物を支える一体型の基礎です。
地表近くに強固な地盤がある、良質な地盤であれば、高層マンションで
も、「べた基礎」で建てられます。
*先進的な超高層マンションでは、「直接基礎」の上に免震装置を乗せ、
耐震性を高めています。
一部分だけが沈下する不同沈下は起こりづらく、地面を鉄筋コンクリー
トで覆うため、シロアリの侵入や地面からの水蒸気を防ぐことができる
とされています。
「ベタ基礎」は、「布基礎」に比べてとても重いため、敷地の地盤がた
いへん重要となり、軟弱地盤の場合には、地盤改良や鋼管杭などの処置
が必要になります。
◆杭基礎
建築物の基礎底盤の下から、地盤の固い支持層まで杭を入れる基礎のこ
とで、「支持杭基礎」と「摩擦杭基礎」があります。
「支持杭基礎」は、杭を打設して硬い地盤まで到達させ、その杭の上に
建物の土台を築く基礎です。
「摩擦杭基礎」は、支持層まで杭が届かない場合に用いられる、杭自体
の摩擦力で、建物全体の荷重を支える基礎です。
杭の材料には「コンクリート」「鋼材」「木」「それらを組み合わせたも
の」があり、円形、四角形、多角形などの形状があります。
同じく、正しいボーリング調査とそれに基づく基礎が耐震性を増すこと
になります。
<出典>
東海大学 工学部建築学科 藤井衛 教授
http://www.e-house.co.jp/advice/03.html
<参考>国立研究開発法人 土木研究所
基礎について
https://www.pwri.go.jp/caesar/overview/01-05.html
次号はいよいよ「建物の耐震性についての<Part3>」「基礎の選定基
準と支持杭施工プロセスの問題点など」です。お楽しみに!
by Hirono
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(3)緊急速報メールによる気象等及び噴火に関する特別警報の配信について
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気象庁は、平成27年11月19日11時より、気象等及び噴火に関する特別警報
の「緊急速報メール」での配信を開始しました。
これまで、気象庁が発表する緊急地震速報及び津波警報については、携帯
電話事業者を介し、携帯電話ユーザーに緊急速報メールで配信されていま
したが、19日以降は、これらに加えて、気象等及び噴火に関する特別警報
についても、緊急速報メールで配信されます。
これにより、気象庁の発表する全ての特別警報が緊急速報メールで配信さ
れることとなります。
気象庁 2015.11.16
http://www.jma.go.jp/jma/press/1511/16a/151116kinsoku.html
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(4)西之島噴火は100年で4番目の規模 特殊な溶岩流、新たな謎も
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噴火から2年が経過した小笠原諸島の西之島。国内の火山噴火では過去
100年間で4番目の規模となったことが最近の調査で分かってきました。
終息の見通しは立っておらず、特殊なタイプの溶岩流が観測されるなど
新たな謎も浮上しています。
産経ニュース 2015.11.24
http://www.sankei.com/affairs/news/151123/afr1511230006-n1.html
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□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
第1位 11月14日、薩摩半島西方沖でM7.0の地震発生
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1061055767260439/
第2位 蔵王山 5月以来の火山性微動を観測
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1062979783734704/
第3位 特別警報・噴火警報 きょうからメールで配信
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1063274140371935/
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