Webマガジン 第231号
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<WebマガジンSignalNow> 2023年12月15日・第231号
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(1)命を守る防災コラム 第177回
防災・災害に関わる今年の10大ニュース
(2)11月の地震活動及び火山活動について
(3)11月の地殻変動
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(1)命を守る防災コラム 第177回
防災・災害に関わる今年の10大ニュース
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2023年の最終号となり、今年も1年、ご愛読まことにありがとうございました。
毎年恒例で年末に発表される「京都の清水寺」の「今年の世相を表す漢字」は「税」で
した。
相次ぐ増税、定額減税、インボイス制度の導入、ふるさと納税などの「税」にまつわる
1年だったようです。
本Webマガジンも年末最終号として、今年の10大ニュースを10位から順にお届けします。
<第10位> 関東大震災から100年
今年は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災から100年の節目にあたり、国内
最大規模の防災イベント「防災推進国民大会」のほか、国や地方公共団体、民間団体、
各種学会等においても様々なイベント・催しが開催されました。
発生日である9月1日が「防災の日」と定められ、近代日本における災害対策の出発点
となっています。
改めて、今後の発生が懸念される「首都直下地震」「南海トラフ地震」「日本海溝・
千島海溝周辺海溝型地震」などの「防災」に、大きな示唆や教訓を与えてくれています。
[参考] 内閣府Webサイト
https://www.bousai.go.jp/kantou100/index.html
<第9位> トルコ共和国地震被害に対する国際消防救助隊の派遣
2月16日、トルコ共和国のガズィアンテプ県ヌルダウにおいて、マグニチュード(M)7.8
の巨大地震が発生して甚大な被害となり、国際的な支援が行われました。
日本からも「国際消防救助隊」が派遣され、緊急援助や医療支援などの支援が実施され
ました。
<第8位> 千葉県南部を震源とする震度5強の地震
5月11日、千葉県南部を震源とする震源の深さ40キロ、M5.4の地震が発生しました。
千葉県の木更津市で最大震度「震度5強」を記録し、軽傷8名の被害となりました。
<第7位> 台風第7号に伴う大雨被害
台風第7号は、8月15日に和歌山県潮岬付近に上陸して近畿地方を北西に進み、その後
に兵庫県明石市付近に再上陸しました。
鳥取県と岡山県に線状降水帯が発生し、重軽傷者70名、住家被害は、全壊40棟を含む
3,397棟の被害となりました。
<第6位> 台風第6号に伴う大雨被害
台風第6号は8月2日から3日にかけて、大型で非常に強い勢力を保ったまま、沖縄から
九州にかけて接近し、沖縄県、鹿児島県、熊本県、宮崎県、高知県などに大きな被害を
もたらしました。
重軽傷者100名、住家被害は、全壊9棟を含む929棟の被害となりました。
<第5位> 石川県能登地方を震源とする震度6強の地震
5月5日、石川県能登地方で震源の深さ12km、M6.5の地震が発生し、珠洲市で「震度6
強」を観測しました。
死者1名を含む重軽傷者48名、住家被害は、全壊40棟を含む3,397棟の甚大な被害と
なりました。
<第4位> 7月15日からの記録的な大雨被害
7月15日から16日にかけて秋田県で記録的な大雨が降り、河川の氾濫が相次いで秋田市
の中心部が浸水するなどの被害が発生しました。
青森県でも崖崩れが発生するなど、死者1名を含む重軽傷者6名、住家被害は、全壊
11棟を含む6,966棟の甚大な被害となりました。
<第3位> 台風第13号にに伴う大雨被害
台風13号は、9月5日から7日にかけて日本の南を北上し、8日から9日にかけて大雨
となり、東京都(伊豆諸島)、千葉県、茨城県及び福島県などで、1時間に80mm以上の
猛烈な雨が降りました。
7日から9日にかけての総降水量が400mmを超えた地点や平年の9月の月降水量を超えた
地点もありました。
死者3名を含む重軽傷者21名、住家被害は、全壊19棟を含む6,096棟の甚大な被害とな
りました。
<第2位> 台風2号に伴う大雨被害
台風2号は、5月31日から6月2日にかけて沖縄地方にかなり接近し、これに伴って梅
雨前線が活発化して線状降水帯が発生し、太平洋側の広範囲が大雨となりました。
降り始めからの雨量は東海地方で500mmを超えたほか、四国地方、近畿地方、関東地方
でも400mmを超え、平年の6月の月降水量の2倍を超えた地点もありました。
被害は、高知県、和歌山県、奈良県、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、茨城県、埼玉
県などに及び、死者6名、行方不明2名を含む重軽傷者57名、住家被害は、全壊24棟
を含む10,276棟の甚大な被害となりました。
[出典(2位以降)] 消防庁Webサイトほか
https://www.fdma.go.jp/disaster/info/2023/
<第1位> 東日本大震災を上回る「超過死亡」
今年ついに「医療災害」としての「mRNA薬害」が、戦後最大の超過死亡数となってしま
いました。
「予防接種健康被害救済制度」の被害申請数は増え続けて9,522件にもなり、すでに5,357
件が「認定」、860件が「否認」、残りが未審査(11月29日現在)となっています。
[参考] サンテレビWebサイト
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2023/12/04/74137/
国立感染症研究所などが、2022年の「超過死亡」が最大の「約11万3千人」に上ったと
の推計を発表し、2020年と比べれると「約3倍相当の死亡数」にのぼります。
厚労省が「新型コロナによる死亡」としているのは、これまでの累計で「約6万人」で
あり、残りの「約12万人」は「予防接種健康被害」が原因(が他にはないので)と思わ
ざるを得ません。
世界に的にも「mRNA薬害」に関連する論文が次々に発表され続けています。
緊急地震速報の活用を含めて、自分の身を守れるのは自分です。
ご家族や親しい人とともに、情報感度を高めて「命を守る防災」を実践していきたい
ものですね。
本Webマガジンも一助になればと思いますので、来年もご愛読のほど、どうぞよろしく
お願い申し上げます。
by Hirono
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(2)令和5年11月の地震活動及び火山活動について
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●地震活動
全国で震度3以上を観測した地震の回数は13回で、このうち最大震度4以上を観測した
地震は4回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の 回数は69回でした。
●火山活動
霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、12月6日(期間外)に噴火予報を発表し、噴火警
戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
気象庁 23.12.8 令和5年11月の地震活動及び火山活動について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2312/08a/2311jishin.html
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(3)令和5年11月の地殻変動
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石川県能登地方では、2020年12月頃からこの地域の地震活動とほぼ同期して地殻変動が
観測されていました。2023年5月5日に発生した地震(M6.5、最大震度6強)以降は、
「M珠洲笹波」で南西方向のわずかな変動及び沈降が観測されていますが、最近は鈍化し、
M6.5の地震前の傾向に戻りつつあるように見えます。
四国中部では、2019年春頃からそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。
この変動は、四国中部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因する
ものと推定されています。
九州南部では、2023年初頭から観測されているそれまでの傾向とは異なる地殻変動は、
最近は停滞しているように見えます。この変動は日向灘南部のプレート境界深部における
長期的ゆっくりすべりに起因するものと推定されています。
硫黄島では、「硫黄島1」及び「M硫黄島A」で隆起が、「硫黄島2」で南向きの変動が継
続しています。なお翁浜沖で発生した噴火以降、だいち2号及びLandsat-8,9の観測した
衛星画像では、新たな陸地が見られます。
桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む「鹿児島郡山」-「鹿児島福山」等の基線で2023年
9月頃からわずかな伸びが見られます。桜島島内の「桜島」-「鹿児島2」等の基線で2023
年10月頃からわずかな伸びが見られます。
国土地理院 23.12.8 令和5年11月の地殻変動
https://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2023-goudou1208.html
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第1位 12月4日 相模湾で最大震度3の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/769640061872009/
第2位 11月20日 青森県東方沖で最大震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/761897202646295/
第3位 12月3日 八丈島で40cm 奄美-関東で津波観測
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/768930205276328/
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