メールマガジン 第152号
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<メールマガジンSignalNow> 2018年2月27日・第152号
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(1)2分で読める防災コラム 第98回
有用な防災アプリについて
(2)地震で「危険度」高い地域は 東京都が公表
(3)南海トラフ巨大地震 今後30年に発生確率「70~80%」
(4)南海トラフ巨大地震 断層上部の岩盤強度が明らかに
(5)巨大溶岩ドーム 鹿児島沖で確認 世界最大級直径10キロ
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(1)2分で読める防災コラム 第98回
有用な防災アプリについて
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前号は「火山による災害」を取り上げ、「外出先での被災」を考え
る契機ともなりました。
思わぬ「外出先での被災時」に、もっとも頼りになるのは「スマー
トフォン」ですね。
家族などへの連絡・安否確認、さまざまな情報入手、TV・ラジオの
代替はもちろん、暗闇であれば電灯代わりにもなりますし、ブザーの
ように知らせてくれるアプリもあります。
万一、建物内に閉じ込められたり、声を出し続けるのが困難な場合
など、自分の居場所を伝えてくれる「笛」代わりにもなって便利です
ね。
ということで、「コンセントさえあれば、どこでも充電できる」よ
う、鞄の中に「軽量充電アダプタ」を入れっぱしにして、常に持ち歩
いています。
東日本大震災の際に、私たち全員が「携帯電話やキャリアメールは、
多くの人が一斉に利用した際に、つながりにくい状態になる」のに対
し、SNSなどの「インターネットサービスであれば、すんなりつながる」
ことを、経験済みです。
例えば、東日本大震災では、日本中で「Twitter」が大活躍する契機
ともなりました。
Twitterで、家族全員のアカウントを作成して相互フォローしておけ
ば、「メッセージ機能」が使え、緊急時の連絡用として必須ツールで
すね。
また、Twitter内に「防災」に関する、さまざまな公式アカウントが
ありますので、Twitterメニューの「リスト」機能を利用して、例えば
「防災」というリストを作ってまとめておけば、最新情報が横断的に
チェックでき、全情報を網羅できますね。
また「ハッシュタグ」を使って検索すれば、その時に欲しい情報を、
ピンポイントで検索できるのも便利ですね。
ついては、今号は「外出先での被災」を考えた際に、事前にスマホ
に入れておくと便利なアプリをご紹介します。(メルマガ編集部によ
るセレクトです。)
被災してしまってから、アプリをダウンロードしている場合ではあ
りませんので、今のうちに、ご自分で厳選してダウンロードしておき、
いざという時に、さっと活用できるように、テストしておくと安心で
すね。
1.SignalNow Mobile
まずは、ストラテジー株式会社 の「SignalNow」シリーズのスマホア
プリ版です。
Androidスマートフォンの「高度利用者向け緊急地震速報」専用のア
プリです。
地震警報は、3か所の予測地点(自宅、会社、実家など)と現在地追
跡モード、計4か所の予測地点に対し、何秒後に(猶予時間)、どのく
らいの地震が来るか(予測震度)を、カウントダウン方式で通報しま
す。
津波情報にも対応しており、何時に(到達予想時刻)、何メートル
(予想高さ)の津波が来るかを通報します。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nscjapan.signalnow
2.NHKニュース・防災アプリ
NHKのニュース速報とあわせて、防災情報も一緒にチェックできるア
プリです。
NHKならではの「災害時の放送」同時提供やライブカメラ配信も見ら
れます。
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/
3.radiko.jp
「radiko.jp」は、インターネット回線で「ラジオが聴ける」アプリ
です。
放送エリア内に入れば、ローカルな情報をリアルタイムに取得でき
ます。
1週間前までの放送番組もチェックでき、会員登録をすれば、日本全
国の84のラジオ放送局が聞き放題となります。
http://radiko.jp/contents/archives/3989
4.yahoo防災速報
避難情報、津波情報、豪雨予報、土砂災害、河川洪水、気象警報、
熱中症情報、火山情報、国民保護情報、防犯情報という11種類の災害
情報がプッシュ通知されるアプリです。
現在地とともに、3地域を設定でき、各地点のニュース速報をまとめ
て見られます。
5.各自治体が配信しているアプリ
今では、各都道府県、市区町村の多くで、独自の防災アプリを配信
しています。
お住まいの自治体で、独自の防災アプリを配信していないか、検索
してみることをおすすめします。
6.その他
(1)防災アプリの公募(毎年)
国土交通省国土地理院と水管理・国土保全局は、内閣府と協力して、
災害時等に役立つ防災アプリの公募を、平成26年度から行っています。
国等で保有する「防災に役立つ地理空間情報」をオープンデータ化
の一環として広く活用方法を募り、有用な「防災アプリ」開発を促進
するのが目的です。
昨年度、「防災アプリ大賞」を受賞したのは、宮崎市の県立佐土原
高校の3年生4人が開発した「SHS災害.info」でした。
宮崎市内の地図に、避難所や洪水の浸水予想地域や病院などが表示
できるほか、コンパスや防犯ブザー、懐中電灯の機能、災害時に必要
となる持ち出し物品リスト(準備できた物品をチェックすると準備完
了率がアップしていく)、天気情報や地震情報など計10機能も詰め込
んだ「防災アプリ」の決定版です。
http://www.gsi.go.jp/kikaku/bousai-app.html
(2)AR防災アプリ
NTTドコモ東海支社と愛知工科大学は連携して、AR(拡張現実)技術
を用いた災害疑似体験アプリ「Disaster Scope」の開発・普及活動をし
ています。
このアプリは「浸水疑似体験」と「火災(煙)疑似体験」が体験可
能で、「浸水疑似体験」では、スマホのカメラで撮影された映像に、
水面や流れてくるがれきを重ねて表示します。
3D奥行センサー対応機種では、周囲の物体の立体形状を認識し、足
元から徐々に水位が上がってくるようすを、リアルに体感することが
できます。
「火災(煙)疑似体験」では、火災発生によって、煙が室内に充満
するようすを疑似体験できます。
3D奥行センサー対応機種では、端末の高さ位置情報を精密に取得で
き、天井から充満していく煙に対し、姿勢を低くして吸い込まない避
難を体験できます。
http://www.aut.ac.jp/news/univ_news/entry-1904.html
(3)防災マップアプリ
東京大学が開発した「あなたのまちと首都直下地震」というアプリ
は、首都直下地震が起きた場合、自分住居付近の危険性をチェックし、
最寄の避難所などを検索することができるアプリです。
どのような地震によって、どのように被害が出そうかをシミュレー
ションすることで、事前に地震への備えが準備できるものです。
最大震度となる震源の位置と震度、指定箇所のゆれやすさ、火災危
険度、建物倒壊危険度、総合危険度の5つの結果を、診断表の形で表
示します。
マップ画面で、半径3km範囲の表示にして「避難所ON」をタップし、
表示される避難所マークをタップすると、避難所の住所を表示でき、
位置関係を確認できます。
https://www.tokyojishin.org/anamachi/about.html
せっかく、誰もが毎日「携帯する」スマホです。
緊急時にも、十分に活躍してもらえる準備を、日頃からしておきた
いものですね。
次号もお楽しみに!
by Hirono
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(2)地震で「危険度」高い地域は 東京都が公表
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東京都は、最大で震度6強の地震が起きたことを想定し、建物の倒壊や
火災のおそれなどの対応の難しさをまとめた「危険度」について、都内
5,177の地域で調査し、5段階に評価しました。
その結果、最も危険度が高い「ランク5」の地域は、合わせて85あり、
荒川区や足立区などの下町地域をはじめ、23区の木造住宅が密集する地
域を中心に、危険度が高い地域が広がっていることがわかりました。
東京都は、「自分の住む地域の危険性を認識し、防災への取り組みを進
めるために利用してほしい」と話していて、調査結果を都のホームペー
ジで公表しています。
東京都 18.2.15
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm
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(3)南海トラフ巨大地震 今後30年に発生確率「70~80%」
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関東から九州・沖縄地方まで、広い範囲で被害が想定される南海トラフ
巨大地震について、政府の地震調査委員会は2月9日、2018年1月1日
を算定基準日とした地震発生確率を再計算した結果として、今後30年以
内の発生確率を、これまでの「70%程度」から「70~80%」に引き上げた
と発表しました。
南海トラフ巨大地震は、地震の規模はマグニチュード8~9クラスと想定
されていて、これまで、およそ100年から150年の間隔で繰り返し発生
しています。
地震調査委員会は、次の地震発生に向け、あらためて備えを呼びかけて
います
FNN 18.2.9
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00384513.html
地震調査委員会 18.2.9
http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/chousa_18feb_kakuritsu_index/
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(4)南海トラフ巨大地震 断層上部の岩盤強度が明らかに
海底下の岩盤強度を掘削データから直接測定する手法を開発
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海洋研究開発機構は、地球深部探査船「ちきゅう」による掘削データか
ら、海底下の岩盤強度を直接測定する手法を開発し、南海トラフ地震発
生帯の上部、海底下約3,000mまでの強度測定を実施しました。
その結果、海底下2,200m~3,000mの岩盤強度が、想定されていたよりも
非常に高くなっている可能性を明らかにしました。
これは、プレート境界断層上部の浅い部分まで歪みエネルギーが溜めら
れることを意味しており、巨大地震の際にこの浅部にたまる歪みエネル
ギーがプレート境界断層の運動に大きな影響を与えていることを示唆し
ています。
海洋研究開発機構 18.2.14
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20180214/
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(5)巨大溶岩ドーム 鹿児島沖で確認 世界最大級直径10キロ
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神戸大海洋底探査センターは2月9日、鹿児島県・薩摩半島の南約50km
にある海底火山「鬼界カルデラ」(直径20km)に、世界最大級の溶岩
ドーム(直径10km、高さ600m、体積32立方km超)を確認したと発表し
ました。
採取した岩石などから、巨大カルデラ噴火を起こす大規模なマグマだま
りが成長している可能性があるとしています。
ドームの上部では、熱水が噴出して煙のようにたなびく「熱水プルーム」
も既に確認されており、直下で活発な火山活動が続いていると推測して
いいます。
同センターによりますと、体積40立方km以上のマグマを噴出する巨大
カルデラ噴火は、日本列島で過去12万年間に10回発生。鬼界カルデラ
の噴火が最後とされています。
センター長の巽好幸教授(マグマ学)は「日本列島で巨大カルデラ噴火
が起きる確率は今後100年間に1%だが、最悪の場合、約1億人の犠牲者
が出るとされる」と話し、噴火予測に向けてマグマだまりの可視化をめ
ざす考えを示しました。
毎日新聞 18.2.9
https://mainichi.jp/articles/20180210/k00/00m/040/110000c
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□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
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第1位 2月19日 豊後水道で震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1819137198118955/
第2位 2月13日 長野県南部で震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1812058995493442/
第3位 2月17日 メキシコ南部でマグニチュード7.2の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1816825438350131/
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