メールマガジン 第137号  

⇒2017年06月27日・第136号      ⇒2017年06月11日・第135号      ⇒最新 一覧

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
<メールマガジンSignalNow> 2017年7月11日・第137号
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

――――――――― SignalNow 公式SNS ―――――――――――

Facebook1 https://www.facebook.com/SignalNow/
Facebook2 https://www.facebook.com/SignalNowEEW/
Twitter  https://twitter.com/ka23japan/
Google+  https://plus.google.com/b/102808364357144536789/

■■□――――――――― INDEX ――――――――――□■■

(1)2分で読める防災コラム 第83回
西日本を中心とする記録的な豪雨被害について
(2)北海道と熊本で震度5弱 深夜と未明に相次ぐ
(3)産総研 日本列島の地殻変動の謎を解明
(4)浸水危険性高い地域を細かく色分け 気象庁が新情報発表へ

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(1)2分で読める防災コラム 第83回
西日本を中心とする記録的な豪雨被害について
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

今号は、台風3号に端を発した「記録的な豪雨被害について」に急遽
予定を変更いたします。
被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

1.現時点の被害状況について

7月10日午前10時(以下同)、
「21人死亡、行方不明者20人あまり、全壊、半壊、一部損壊の住宅多
数、道路の寸断などによる孤立地帯も多数、各所で断水や停電が発生、
約49万9千人に避難指示や勧告が出て、現在も約1750人が避難所生活」
となっています。

政府は、警察・消防・自衛隊・海上保安庁の救助部隊を増強し、最大時
1万2000名態勢で救命救助活動、行方不明者の捜索を展開、現在も活動
中です。

2.豪雨被害発生までの経緯について

7月4日の朝、台風3号は、長崎県に上陸したあと四国へ進み、午後5
時前、和歌山県田辺市付近に再び上陸しました。

台風の本体や取り巻く雨雲が、近畿や東海などにも影響し、和歌山県古
座川町西川で、1時間に56ミリという非常に激しい雨を観測したほか、
三重県尾鷲市で33.5ミリ、愛知県蟹江町で32ミリの激しい雨となりま
した。

また、埼玉県草加市では、台風による突風で、住宅や物置など、22件の
被害が相次ぎました。

中部、北陸、東北南部にかけても、新潟県や長野県など、平年の7月の
1か月分を超える大雨が1日で降り、住宅や店舗への浸水被害、国道や
県道などが冠水するといった被害となりました。

その後、台風3号は、関東の東海上で温帯低気圧に変わったものの、梅
雨前線が活発化し、各地に記録的な大雨となり、集中的な豪雨被害をも
たらしました。

7月5日の朝には、島根県に大雨の特別警報が発令されました。

続いて、福岡県と大分県にも、甚大な被害の危険が差し迫っているとし
て、大雨の特別警報を発表し、最大級の警戒を呼びかけました。
特別警報が発表されたのは、昨年10月以来です。

九州北部では、5日昼過ぎから夜にかけて、断続的に1時間に100ミリ
を超える猛烈な雨が降り、気象庁は、福岡県と大分県、それに佐賀県に
合わせて18回にわたって「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

福岡県朝倉市では、9時間で700ミリを超える雨量(県が設置した雨量
計による)を観測し、24時間の雨量が、平年7月の2か月分に達しまし
た。

3.記録的な大雨となった原因について

気象庁によると、大雨の要因は「北陸などで記録的な大雨を降らせた前
線が、中国地方や九州付近に停滞し、高気圧の縁を回る非常に湿った空
気が流れ込み、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」を発生さ
せ、同じ地域に非常に激しい雨や猛烈な雨をもたらした」とのことです。

*線状降水帯:暖かく湿った空気が流れ込み、次々と積乱雲が発生し続
け、帯状に連なる帯状のもの。

梅雨前線に向かって、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく、水蒸気を多量
に含んだ空気が、東シナ海や有明海を通って南西側から流れ込み、福岡
県と佐賀県にまたがる「脊振山地」にぶつかることで、この地帯に集ま
りやすくなっていたようです。

この集まった湿った空気が、脊振山の西側から斜面を上って上昇気流が
生まれ、雨雲が次々と作られ、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降
水帯」を形成し続けました。

そして、風の流れがあまり変化しなかったことから、福岡県の筑後地方
と筑豊地方、それに大分県にかけての地域に「線状降水帯」が長時間持
続し、記録的な大雨をもたらしたとのことです。

一刻も早い、復旧・復興をお祈り申し上げます。

by Hirono

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(2)北海道と熊本で震度5弱 深夜と未明に相次ぐ
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

7月1日夜遅くから2日未明にかけ、北海道と熊本県で相次いで最大震
度5弱を観測する地震がありました。

1日午後11時45分ごろ、北海道安平町で震度5弱を観測する地震が起
きました。震源の深さは27キロ、マグニチュードは5.1でした。

一方、2日午前0時58分ごろ、熊本県産山村で震度5弱を観測する地震
が起きました。震源の深さは11キロ、マグニチュードは4.5でした。

気象庁は、北海道の地震は過去の例から、周辺の活断層の動きで、より
大きな地震が起きる可能性もあるとして注意を呼び掛けています。

また、熊本県の地震は去年4月の熊本地震に関連した活動の一つとして
いて、同じ程度の地震活動が当分続く見込みだということです。

テレ朝news 17.7.2
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000104412.html

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(3)産総研 日本列島の地殻変動の謎を解明
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

産業技術総合研究所は、アナログ模型を併用した思考実験に基づいて、
第四紀の日本列島の東西短縮地殻変動の原因が、これまで考えられてい
た太平洋プレートの運動ではなくフィリピン海プレートの運動であるこ
とを明らかにしました。

今回の研究によって、日本列島を取り巻くプレートの運動と地殻変動が
論理的に結びついたことで、過去のプレート運動と過去の地殻変動の因
果関係だけでなく、将来の地殻変動についても、地質学的なシナリオを
描くことが可能になるとしています。

産総研 17.6.29
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170629/pr20170629.html

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(4)浸水危険性高い地域を細かく色分け 気象庁が新情報発表
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

気象庁は、川の洪水や氾濫、住宅街等の浸水の危険性が高い地域を細か
く色分けして示す新たな情報の発表を、7月から開始しました。

このうち、洪水や氾濫の危険性がどれくらい高まるかを示す情報は、全
国のおよそ2万の河川が対象になります。

危険性の高い方から順に、紫色、薄紫色、赤、黄色で、川の流域の1km
四方ごとに表示され、紫色は洪水や氾濫などの重大な災害がすでに発生
していてもおかしくない状況を示します。

気象庁 17.6.15
http://www.jma.go.jp/jma/press/1706/15a/20170615riskmap.html

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第1位 「SignalNow Express」の後継「SignalNow X」が無償公開
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1586838334682177/
第2位 「予知脱却」見えぬ出口 南海トラフ地震と大震法めぐり白熱
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1577342075631803/
第3位 箱根山大涌谷 ごく小規模噴火から2年 噴気高温続く
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1583547488344595/

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
♪見守りケロタンからのお知らせ♪
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

◆“SignalNow mobile for Android”販売中!
Android(TM)搭載のスマートフォン向けに開発した高度利用者向け
緊急地震速報アプリです。気象庁の新津波電文に対応し、津波警報・
注意報も通報することができます。
■Google Play Storeからダウンロードできます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nscjapan.signalnow
---------------------------━━━━★
◆SignalNow ProfessionalのDVD版はAmazonから購入いただけます!
1年版 2,160円(通常9,800円)。
DVD版のお求めはこちらから
http://amzn.to/1b8BhyZ
---------------------------━━━━★
◆新津波電文対応SignalNow Lite、販売中!!
気象庁の新津波電文に対応し、津波警報・注意報も通報することが
できます。「高度利用者向け緊急地震速報(予報)」を利用した通報
システムです。
http://www.estrat.co.jp/snlite.html
---------------------------━━━━★
◆抗菌・消臭 ハイブリッド光触媒「ギアタイト」
光の力(太陽光・室内光)で、空中噴霧・塗布して効果を発揮します。
100倍希釈噴霧用粉末「4g入り」10包セットで8,640円
http://amzn.to/17slOcS
・~・~・~・~・~・~・~・発行元・~・~・~・~・~・~・
ストラテジー株式会社
〒182-0023 東京都調布市染地2-14-50
SignalNowシリーズの開発・配信事業を行っています。
緊急地震速報 地震動の予報業務の許可事業者 許可第198号
http://www.estrat.co.jp/
・~・~・~・~・~・~・~・編 集・~・~・~・~・~・~・
株式会社小林洋行コミュニケーションズ SignalNowデスク
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-15-7
http://kobayashiyoko-com.jp/sn/
・~・~・~・メールマガジンの配信停止・配信先の変更・~・~・
次のアドレスからお手続きをお願いします。
https://www.kobayashiyoko-com.jp/sn/maga/form.php
※配信停止・配信先の変更は、配信リストの更新に数日かかるため、
配信停止後も数回配信されてしまうことがあります。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
このメルマガは、SignalNow シリーズをご利用いただき、メルマガ
送信に同意された皆様にお送りしております。
このメルマガは、等幅フォントで最適にご覧いただけます。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
このメールは送信専用アドレスにてお送りしています。
ご返送いただいても、対応いたしかねますのでご了承ください。
━━━━━━━━━━━━━Copyright 2017 Strategy Corporation.

ページのトップへ戻る