メールマガジン 第107号  

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<メールマガジンSignalNow> 2016年4月11日・第107号
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(1)2分で読める防災コラム 第53回
地震と活断層と建物の耐震性<Part1>
(2)4月1日、和歌山県南部で震度4の地震
(3)3月の地震活動について
(4)静岡県 富士山噴火時避難ルートマップを公表

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(1)2分で読める防災コラム 第53回
地震と活断層と建物の耐震性<Part1>
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いつもご愛読いただき、メールマガジン100号記念のアンケートにて、
励みになる温かいコメントを多数くださり、厚くお礼申し上げます。

その中で「建物の基礎」を取り上げた記事に大きな反響をいただき、ご
要望として「活断層、原発の再稼働、断層の動きに耐えうる基礎の可能
性」というテーマを頂戴しました。

「地震と建物の耐震性」は、たいへん重要なテーマですし、みなさまの
関心も高いと思いますので、今号から取り組んでみたいと思います。
Part1は、まず「断層と地震について」です。

1.断層について

土や岩石の層を地層と言い、地層の中に、途中で切れて、左右がくい違
っているところがあり、これを断層と言います。
断層は、岩盤に力が加わり、岩盤がずれることによって生じます。

岩盤にはたくさんの割れ目があり、通常、この割れ目はお互いしっかり
かみ合っていますが、ここに「大きな力」が加わると、割れ目が壊れて、
ずれます。
このずれる現象を「断層活動」と言い、そのずれた衝撃が震動として地
面に伝わるのが地震です。

断層の種別として、「震源断層」「地震断層」「活断層」があります。
「震源断層」は、地震の発生元になった断層のことです。

「地震断層」は、地震に際し、地表に現われた断層のことです。
震源断層が地表に達したものと解釈されます。

「活断層」は、200万年以内に動いたと思われる断層のことで、再び動
く、すなわち地震を起こす可能性が高いと考えられます。
大地に働いている力が、急に変わることもないので、過去も将来も同じ
傾向であると考えられるからです。

日本列島の地下は、約2千もの活断層があると言われ、これが日本に地
震が多い原因となっています

2.活断層と地震について

日本の歴史には、さまざまな書物に、各時代のいくつもの大地震が記録
されてきましたが、古代にまでさかのぼるには、地形や地層に残された
証拠を頼りとするほかはありません。

これまでのすべての地震の証拠が、地層に記録されており、地形の食い
違いがはっきりしているほど、大地震が何度も繰り返し起こったと考え
られます。

活断層は地形に残された大地震の化石と言え、それを調べるために行わ
れるのが「活断層の調査」です。

活動が活発な活断層は、その活動の繰り返しによってずれが累積しやす
いため、盆地・平野などの低地と山地の境界を形成していきます。
よって、より活発な活断層は、このような大きな地形の境界の周辺に見
つかることが多くなります。

地震が起きるのは、内陸の活断層だけではないものの、M7以上という
非常に大きい地震は、陸域の浅い活断層で発生することが多く、大災害
につながる危険性が高いと言えます。
直下型地震とも呼ばれ、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震も、この
「活断層型地震」でした。

活断層に残された地震の周期を調べ、「陸地の地下30km以内の浅いと
ころで起こる大地震発生の繰り返しパターン」を見つけ、次の地震が起
きる時期を予期するのが活断層調査の目的となります。

出典:気象庁「地震について」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq7.html

出典:国土地理院「活断層とは何か」
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/explanation.html

次号は「活断層上の建築制限について」です。
続きをお楽しみに!

by Hirono

 

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(2)4月1日、和歌山県南部で震度4の地震
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4月1日11時39分頃、三重県南東沖を震源とするM6.1(震源の深さは
約10km)の地震が発生し、この地震により和歌山県南部で震度4の揺れ
を観測したほか、近畿と東海、北陸、四国、中国地方などの広い範囲で、
震度3~1の揺れを観測しました。

気象庁によりますと、今回の地震は震源の深さや地震のメカニズムから、
陸側と海側のプレートの境界付近で起きたとみられ、南海トラフの巨大
地震の想定震源域の中にあたるとのことですが、今回の地震は、想定さ
れる巨大地震に比べて規模が小さく、関連性は分からないとしたうえで、
今後、同じ規模の地震が相次ぐなど、地震活動が活発する兆候がないか
注意が必要だとしています。

TEAM防災ジャパン 2016.4.4
https://bosaijapan.jp/news/気象庁「巨大地震との関連性は分からない」/

 

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(3)3月の地震活動について
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全国で震度3以上を観測した地震の回数は12回、日本及びその周辺に
おけるM4.0 以上の地震の回数は69回でした。

3月2日 21 時 49 分頃、インドネシア、スマトラ南西方の深さ24kmで
Mw7.8の地震が発生しました。
この地震は、ユーラシアプレートの下に沈み込む前のインド・オースト
ラリアプレート内部で発生しました。
発震機構は、北東-南西方向に張力軸を持つ横ずれ断層型で、この地震
により、ココス諸島、クリスマス島で微弱な津波が観測されました。

気象庁 2016.4.8
http://www.jma.go.jp/jma/press/1604/08a/1603jishin.html

 

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(4)静岡県 富士山噴火時避難ルートマップを公表
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静岡県は3月24日、富士山の突発的な噴火に備えた「富士山噴火時避難
ルートマップ」を公表しました。
住民が避難するためのマップはこれまでにもありましたが、登山者に向
けた避難ルートを公表したのは今回が初めてです。

このマップでは、徒歩での避難が可能な道路や避難方法の目安となるポ
イントのほか、過去の噴火実績をもとに緊急的な避難を含めた避難方向、
登山の心得や注意事項などが確認できます。

静岡県危機管理部 2016.3.24
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/shiraberu/higai/fujisan/index.html

 

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□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
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第1位 4月1日、三重県南東沖でM6.1の地震発生
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1142673312432017/
第2位 もし富士山が噴火したら
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1136531753046173/
第3位 4月3日、バヌアツ沖でM6.9の地震発生
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1144371572262191/

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