Webマガジン 第216号  

⇒2022年8月15日・第215号      ⇒2022年7月15日・第214号      ⇒最新 一覧

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
<WebマガジンSignalNow> 2022年9 月15日・第216号
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

――――――――――――― SignalNow 公式SNS ――――――――――――――

Facebook  https://www.facebook.com/SignalNow/
Twitter  https://twitter.com/SignalNowEEW/

■■□――――――――――――― INDEX ――――――――――――――□■■

(1)命を守る防災コラム 第162回
   コロナ関連の誤報・間違いについて
(2)日本列島「地震への備え」特選コンテンツ
(3)8月の地震活動
(4)8月の地殻変動

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(1)命を守る防災コラム 第162回
   コロナ関連の誤報・間違いについて
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

9月1日は「防災の日」でした。
防災に関する「年に1度のチェック」はされましたでしょうか。

せっかくの「年に1度」の機会ですので、自宅内備蓄の(消費期限や品数などの)チェッ
ク、避難経路や避難場所の確認、親近者との連絡方法などについて、チェック・確認して
おくと安心ですね。

今号は「命を守る」ための防災コラムとして「コロナ関連の誤報・間違いについて」です。

1.メディアによる誤報が継続中

本コラムの第157回「医療災害について」では、予防接種・ワクチンによる「薬害」につ
いてお届けしました。

また「陽性」と「感染」は異なる点(どんな病気でも、発症して初めて感染と認定される
こと)、PCR検査の陽性者を「感染者」として報告するのは誤りであることをお伝えしま
した。

<参考>Webマガジン第211号・コラム第157回「医療災害について」
https://www.kobayashiyoko-com.jp/sn/info_web211.html

そして、本コラム第158回「新型コロナに関わる社会的損失について<Part1>」では、
PCR検査は「新型コロナウイルスの有無を調べるのに適さない」という点を指摘しました。

<参考>Webマガジン第212号・コラム第158回「新型コロナに関わる社会的損失について
<Part1>」」
https://www.kobayashiyoko-com.jp/sn/info_web212.html

同じく、本コラム第159回「新型コロナに関わる社会的損失について<Part2>」では、
「PCR検査の偽陽性・偽陰性の問題」について指摘しました。

さらに「あらゆる感染症には「最小発症菌数」という考え方がある点」をお伝えしました。

<参考>Webマガジン第213号・コラム第159回「新型コロナに関わる社会的損失について
<Part2>」
https://www.kobayashiyoko-com.jp/sn/info_web213.html

しかしまことに残念ながら、メディアによる報道等では今だに「PCR検査の陽性者を「感
染者数」として発表されるという誤報が続いています。

同様に、ウイルス検査には適さない「PCR検査」の「無料検査所(実際は無料ではなく国
税の浪費)」が各地に多数作られ、単なる陽性者が「感染者」とされてしまうため、無駄
に医療リソースが浪費され、医療現場の逼迫を招きました。

相変わらず、このような間違った認識、政策・施策、報道等によって、(日本で特に)多
大なる「社会的損失」が続いています。

2.間違った「感染者数」報道で、新型コロナが大流行という誤報について

現在、日本国民の8割が「新型コロナワクチン」を接種したと言われます。

本来のワクチンは「弱毒化したウイルスを体内に入れることで抗体を作る」ものであった
はずです。

であれば、8割の人が「陽性」となるはずですし、もしそうでなければ「抗体も作られて
いない」ことになります。

相変わらずの「陽性」を「感染」とする誤報も含め、改めて「新型コロナが大流行」とい
う誤報の馬鹿らしさがおわかりいただけるかと思います。

3.オミクロン型に対応したワクチンの特例承認について

厚生労働省は9月12日、新型コロナウイルスのオミクロン型に対応したというワクチン
の製造販売を特例承認しました。

今回、特例承認されたのは「オミクロン型の派生型「BA.1」に対応」したワクチンで、
早ければ「9月中にも接種開始」できるようになるのだそうです。

しかし、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株は、すでに「BA.4系統、BA.5系統」
まで進み、既存のオミクロン株と比較して重症度の上昇につながる証拠はみられないと
されます。

*ちなみに、別名「ケンタウロス」と呼ばれた変異株は「BA.2.75」です。

さらに、国立感染症研究所でも「オミクロン株の組換え体は、ほとんどの形質がまだ明ら
かでは無く、分類法も含めて今後の国内外の動向を注視する」としています。

[出典]国立感染症研究所 Webサイト
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/11257-covid19-18.html

にもかかわらず、岸田文雄首相は「オミクロン型「BA.1」対応ワクチンの接種券を配布
し、会場確保を行い、1日100万回を超えるペースの体制を整備して接種を加速する」と
言っています。

同じく政府は、自衛隊が運営する大規模接種会場も活用する方向で調整し、自治体も高齢
者からの接種を進め、医療従事者を含むエッセンシャルワーカーにも接種を広げるとして
います。

このようなことをして、何の意味があるというのでしょうか。

誤報や間違った政策・施策に踊らされることなく、正しい知識・認識を身につけ、冷静に
「命を守る防災」を実践していきたいものですね。

by Hirono

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(2)日本列島「地震への備え」特選コンテンツ
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

首都直下地震、南海トラフ巨大地震、千島海溝・日本海溝の地震、活断層の地震… 想定
される大地震に私たちはどう備えればいいのか。地震関連の特集記事をまとめています。

● 首都直下地震 国の被害想定 死者約2万3000人
● 南海トラフ巨大地震 被害想定 死者32万人超
● 「スーパーサイクル」 “超”巨大地震の周期
● 千島海溝・日本海溝 被害想定 死者約19万9000人
● 東北沖「震源域取り囲むように地震活発」警戒継続を
● 地震動予測地図 震度6弱以上 各地のリスク
● 内陸直下「活断層」による地震に警戒を
● 日本海側 海陸断層」が多数存在
● 災害に遭う前に 備蓄のコツ
● 今すぐできる!家の中の地震対策をイラストで
● 災害用の備蓄トイレ 種類と使い方は?
● 「在宅避難」に必要なものは?
● 地震発生 その時どう身を守る?
● 津波が発生したら…その時どうする?
● 地震で火災発生 その時どうする?
● 停電時の注意点と便利なライトの使い方
● 避難生活…ここに気をつけて!
● 地震そのあと 生活再建のポイントは?

NHK 22.8.27 日本列島「地震への備え」特選コンテンツ
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_19.html

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(3)8月の地震活動について
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

8月11日00時53分の上川地方北部の地震(M5.4)により最大震度5強を観測しました。
また、この地震の震源付近では、この地震の前に発生した同日00時35 分のM5.2 の地震
により最大震度5弱を観測しました。

全国で震度3以上を観測した地震の回数は21回で、このうち、最大震度4以上を観測した
地震は7回でした。

日本及びその周辺におけるM4.0 以上の地震の回数は136 回でした。

気象庁 22.9.8 令和4年8月の地震活動及び火山活動について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2209/08a/2208jishin.html

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(4)8月の地殻変動
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

東北地方を中心に、2011年東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。

8月11日に発生した上川地方北部の地震(最大地震M5.4、最大震度5強)では、震源域に
近い「幌延」で北向きにごくわずかな地殻変動が観測されました。

2020年夏頃から紀伊半島西部・四国東部で観測されている、それまでの傾向とは異なる
地殻変動は、2022年春頃に鈍化したまま現在もその状態が続いているように見えます。
この変動は、紀伊水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因する
ものと推定しています。

2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。
この変動は、四国中部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因する
ものと推定しています。

2020年夏頃から九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、
2021年秋頃には停滞していましたが、2022年春頃から停滞前の状態に戻りつつあるよう
に見えます。この変動は、日向灘南部のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべり
に起因するものと推定しています。

石川県能登地方では、2020年12月頃から「能都」で南南西方向の変動が、「珠洲」で隆
起が見られるなど、この地域の地震活動とほぼ同期して地殻変動が観測されています。

2022年2月頃から沖縄本島北西沖で発生している地震活動とほぼ同期して、久米島の
「具志川」で、南南東方向に小さな地殻変動が観測されています。

硫黄島では、「硫黄島1」及び「M硫黄島A」で隆起が、「硫黄島2」で南向きの変動が
継続しています。

諏訪之瀬島では、「十島」で2022年6月頃から南東向きのわずかな変動が見られます。

国土地理院 22.9.8 令和4年8月の地殻変動
https://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2022-goudou0908.html

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
■□■□■□■□■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■□■□■□■□■
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第1位 8月18日 福島県沖で最大震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5679731598726143/
第2位 8月26日 天草灘で最大震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5701758183190151/
第3位 9月11日 パプアニューギニアでM7.6の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5746672612032041/

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
♪見守りケロタンからのお知らせ♪
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

◆SignalNow X (無償版) ダウンロードサービス実施中!!
http://www.estrat.co.jp/signalnowx.html
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/signalnowx/

----------------------------------━━━━★

◆新津波電文対応SignalNow Lite、販売中!!
気象庁の新津波電文に対応し、津波警報・注意報も通報することができます。
「高度利用者向け緊急地震速報(予報)」を利用した通報システムです。
http://www.estrat.co.jp/snlite.html

・~・・~・~・~・~・~・~・~・発行元・~・~・~・~・~~・~・~・~・

ストラテジー株式会社
〒182-0023 東京都調布市染地2-14-50
SignalNowシリーズの開発・配信事業を行っています。
緊急地震速報 地震動の予報業務の許可事業者 許可第198号
http://www.estrat.co.jp/

・~・・~・~・~・~・~・~・~・編 集・~・~・~・~・~~・~・~・~・

株式会社小林洋行コミュニケーションズ SignalNowデスク
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-15-7
https://kobayashiyoko-com.jp/sn/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright 2022 Strategy Corporation.

ページのトップへ戻る