メールマガジン 第58号  

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<メールマガジンSignalNow> 2014年3月27日・第58号
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■■□―――――――――― INDEX ――――――――――□■■
(1)M7地震、今後も警戒を 地震調査委が発表
(2)第6回オリジナルの避難袋に入れておきたいものを考える<Part2>
(3)SignalNow Professionalを特別価格(~3/31正午まで)ご提供!
(4)そなえる防災 地震発生は予測できる!?
(5)都市型災害 20秒の衝撃…崩れた想定
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(1)M7地震、今後も警戒を 地震調査委が発表
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政府の地震調査委員会は11日、東日本大震災から3年間で余震発生数は
徐々に減っているが、大震災前より活発な状況は続いており、今後も大規
模な地震が起きる可能性があるとの見通しを発表した。本蔵義守委員長は
「防災の観点から、当面マグニチュード(M)7以上の地震を警戒すべき
だ」とした。

msn産経ニュース2014.03.11
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140311/dst14031119310038-n1.htm
地震調査委員会2014.03.11
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/14tohoku/index.htm

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(2)第6回オリジナルの避難袋に入れておきたいものを考える<Part2>
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3.11前後の報道等でも、非常時への備え、自宅(勤務先)での「備蓄」の
重要性が語られ、改めて認識を強く持つ契機となりました。前号に引き続
いての「Part2」です。

前号は、一般的に「非常持出し袋」とされているもの中身について、奇妙
な点や疑問点を、考えてみました。今号から、いよいよ「真に避難袋に入
れておくべきもの」を吟味していきます。

前号の疑問として「毛布、衣類、食品、水」といった、非常にかさばる、
重量のあるものまで、非常持出し袋に入れておくのか」というものがあり
ました。それは「本来、緊急時にさっと持って逃げるためのものであるは
ずなのに、荷物は軽くて少ない方が良いはずなのに、そんなものまで「本
当に必要なのか?」という疑問から始まりました。

このような市販の「非常持出袋」「避難セット」「防災セット」などで感
じる「食い違い感」の原因を考えると、「緊急避難時に、持って逃げるも
の」と「その後の避難生活用に、自宅に備蓄しておくべきもの」が、ごち
ゃまぜになっている、ということに気づきました。

例えば「飲料水」ですが、確かに、1人1日、1リットルが必要、と言わ
れます。でも、それは「緊急避難時に、持って逃げるもの」ではありませ
ん。

もちろん、250mlのペットボトル1つぐらいなら良いでしょうが、過重な
水を「非常持出し袋」に入れていたら、逃げるのもたいへんですし、背中
にしょって歩いているだけで、相当な疲労になってしまいます。

そういう「重量のあるもの」「かさばるもの」は、「避難用」ではなく、
「自宅に備蓄用」の「物資」です。前々号でお届けした「第4回 自宅に
備蓄しておきたい物資を考える」に該当するものですね。

「自宅備蓄用」の「水、簡易トイレ、衣類、調理用具、洗面用具、トイレ
ットペーパー、古新聞紙」といったものは、もし自宅が無事なら、道路が
歩ける状態にあれば、昼間に取りに行けますよね。

それに対して、多くの市販の「非常持出し袋」は、「避難か、備蓄か」と
いう区別はなく、「あった方が良い」あるいは「なければ困るかもしれな
い」ぐらいの「切り口」で、セレクトされているように感じられます。

といったことを踏まえて「オリジナルの避難袋」では、「緊急避難用」と
「自宅での備蓄」の区別をより明確化にし、中に入れるものを吟味してい
きたいと思います。

大地震が襲ってきた時、身一つで「避難袋」だけ背負って、外に避難した
とします。しばらくは、建物の倒壊や家具の転倒や急襲が怖いので、外
(平地)のなるべく広いところで様子を見ることにします。

少し落ち着いたら、小・中学校の体育館など、指定の避難所に行ってみる
かもしれません。(自宅は物が散乱して滅茶苦茶で、それらを片付けない
と、とても寝られる状態にならないかもしれません。余震も心配です。)

とりあえずは、そこで一夜を過ごすことになるのかもしれません。そのと
きに「急場しのぎとして必要なもの」が、入っているべきなのが「オリジ
ナルの避難袋」ですよね。

そして、翌日ぐらいには、余震も大分落ち着いて、自宅マンションの様子
を見に行けるかもしれません。壁にひびが入ったり、家具が転倒したりは
しているでしょうが、建物の倒壊まではせずに済んでくれてさえいれば、
自宅の「備蓄物資」を取り出せる可能性は少なくありません。そうして
「自宅の備蓄物資」を取り出してきては、「避難所」に戻れば良いわけで
す。

仮にそういったことが無理な状態になったとしても、24時間も経過すれば、
被災地域に大量の物資が送り込まれてくるわけで、それを待てば良いと、
実際の災害体験者の方々も体験談を話しておられます。

ということで「避難袋」には、「急場をしのぐ」ための必要最小限のもの
を入れ、その後の長い避難生活に必要なものまでは入れておかない、とい
うことで、自分の場合は次のようになりました。

電化製品:
充電式のLEDライト(1日点灯してもバッテリーが持つぐらいの省電力で、
テーブルや床に立てられる自立式のもの。手持ちの懐中電灯をずっと持っ
たままだとつらいので。)
情報収集と連絡を取るために必要な携帯電話+その充電器、ラジオ、(エ
ネループなどの)充電バッテリー。
食品:
ペットボトルの水(急場しのぎ用の250mlを1本)
(急場の空腹対策として)ビスケット、栄養分補給として(日持ちする密
閉式の)ゼリー飲料。
日用品:
エマージェンシーブランケット(軽くて薄くてかさばらない。防寒や目隠
しなどに使えます。)
ビニール袋(ポリ袋)、ポケットティッシュ、大型ハンカチ(バンダナで
も可:包帯や三角巾、帽子の代用など、多用途に使えるようです。)
マスク(ホコリよけや防寒にもなります。)、室内履き(ずっと外靴はつ
らいので、布製の小さく畳める軽いもの。)

その他必需品:
身分証明書、保険証の写し、現金(紙幣だけでなく小銭も各種(携帯がつ
ながらない場合の公衆電話、自動販売機での購入用)
*持病のある方は常備薬

以上、自分の「避難袋に入れておくもの」は、たったこれだけでした(笑)

実際に、これらを防水のナップサックに入れてみたところ、程よい軽さで、
さっと持って外に出られそうです。

これをいつも、玄関の手前の棚に置いておくことにしました。
そして、非常時にぱっと履いて逃げられるよう、踏み抜き防止用の長靴を、
靴箱の一番手前に、いつも出しておくことにしました。

少しだけ、自分なりの「備え」ができたような気がしました。
次号は、その後また情報がさまざまに更新されましてので、最新の「自宅
での備蓄」関連情報をお届けします。お楽しみに!

by Hirono

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(4)そなえる防災 地震発生は予測できる!?
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地震は地下の岩石に大きな力が加わって生じる物理現象なので、地震を起
こす力によって地震発生前にさまざまな現象があらわれます。もし、それ
らの現象を観測することができて、どのような現象が起きたらどんな地震
が発生するか分かっていれば、地震発生を予知することができます。とこ
ろが研究を進めるにつれて、地震発生に先立つ現象(前兆現象)の発生の
しかたは多様であり、時には発生しないこともあると分かってきました。
そのため、地震予知は難しいのです。

平田 直 東京大学地震研究所教授、地震研究所地震予知研究センター長

NHKそなえる防災2014.03.20
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20140201.html

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(5)都市型災害 20秒の衝撃…崩れた想定
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20秒足らずの衝撃が6千人の犠牲者を生み、10兆円の被害をもたらし
た。平成7年の阪神大震災。大正12年の関東大震災から72年を経て、
戦後初めて大都市を直撃した巨大地震は、地震国・日本が誇る都市の「安
全神話」を崩壊させた。

msn産経ニュース2014.03.22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140322/dst14032209220001-n1.htm?view=p
c

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第1位 14日2時7分頃、最大震度5強を観測する地震発生
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第2位 オクラホマ州で多発する地震は人の手によって誘発
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