SEOについて
SEO対策の効果とメリット
大多数のインターネットユーザーは、検索エンジン経由で目的のウェブサイトを訪れます。その入り口にあたる検索エンジン上で上位表示させることは、当然多数のインターネットユーザーの目に触れることとなりますので、優良な見込み客をお客様のホームページへ誘導できる可能性が広がります。反面、いくら見映えの良いウェブサイト構築しても、人の目に触れる可能性が低ければなんら集客効果は発揮しません。 会社規模の大小に拘わらず、売れるウェブサイトや集客に繋がっているウェブサイトはしっかりとインターネットユーザーのニーズを捕らえ、そしてしっかりと検索されるであろうキーワードに対して露出をさせており、Web上からの流入を非常に重要視しているのが実情です。
前項でも述べましたように、 インターネットユーザーの80%以上は検索エンジン経由で必要な情報を探しますので、新規の見込み客を捕らえる手段としてこれ以上のツールはありません。検索エンジンでは、インターネットユーザーが能動的にキーワードを入力して、 自身の目的にマッチしたウェブサイトを探しているため、成約や購入に繋がる見込み客を集めやすいということが言えます。検索エンジン上で上位表示されている企業は、当然インターネットユーザーの目に触れる機会が増えるため、結果的に最高のブランディング効果が得られ、インターネットユーザーの内部に潜在的に意識を植え込むことができるようになります。
検索エンジンにおけるインターネットユーザー導線
皆様も何気なく活用している検索エンジンですが、実際のところ検索結果の多くを精査しているわけではなく、概ね検索結果1ページ目の上位数社をクリックするのみに留まっている、せいぜい2ページ目までの検索結果を閲覧するのが精一杯というのが現状です。
つまり、どんなに見栄えが良いウェブサイトでも検索結果の上位10位以内にサイトを表示できなければ、ウェブサイトを作っている意味はほとんどないといっても過言ではなく、逆にある程度クオリティが低いウェブサイトでも、上位表示されるウェブサイトであれば十分に集客効果は期待できるのです。
左図は、検索結果画面の一例となりますが、インターネットユーザーのクリック率は概ね図表のようになり、画面下部にいくにつれクリックすらされにくくなるという状況が確認できます。実店舗の場合は、お店には入らなくても店舗名程度は潜在的に植え込まれる可能性はありますが、インターネットの場合はすべてが活字情報となりますので、目に触れる程度ではなかなかインターネットユーザーの記憶に止まることはありません。
ブランディング戦略とコンバージョン戦略
一方のコンバージョン戦略では、例えば「ダイエット サプリメント」というキーワードであれば、検索ユーザーがサプリメントを探しているのは明確であり、「メガネ 通販」であっても同様、インターネットユーザーが何を求めているのかが明確であります。そのニーズに対してウェブサイト上でしっかりと訴求してあげれば、コンバージョンに繋がりやすくなるということが言えます。ただし、上記「ダイエット」などの単体のキーワードとは異なり、絞り込んだ形での検索キーワードとなりますので、 検索ユーザーの分母の数は圧倒的に減少し、ページビュー数の大幅な増加などは見込みにくいため、 実質的に集客の量より質を取る戦略だと捉えることができます。
効果とメリットは、それぞれの戦略により様々ではありますので、自社で構築したいものや確立させたいものを明確にしておく必要があります。
SEOは最も誘導対策に効果が高いと考える企業が多数
インプレスR&D インターネットメディア総合研究所が、日本企業のWeb担当者2000サンプルを対象とした全国調査を行った結果によると、企業が実施しているアクセス誘導対策では「SEO」が31%で最も高く、次いで「キーワード広告の出稿」、「紙メディアにURLを記載して誘導」が2割弱で続いています。SEOは2年連続でのトップシェアとなり、SEOに対する費用対効果の有用性が立証された結果ともいえます。
近年ではキーワード広告(Googleアドワーズや、Yahoo!リスティングなど)と呼ばれるリスティング広告のシェアも広がりを見せておりますが、入札するキーワードによっては、クリック単価1000〜2000円程度と非常に高騰しているものもあり、費用対効果の面では高いパフォーマンスを得にくくなってきているのが現状です。また、リスティング広告は比較的低い初期コストから開始できるため、企業規模に関係なく実施比率が高いうえ、競合他社が増えてくれば当然クリックされる機会も減少してしまいます。
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